大切な方を亡くされて悲しみをお感じの方へ

大切な方を亡くされた悲しみ、寂しさはとても言葉で表せるものではありません。
心よりお悔やみ申し上げます。

悲しいことではありますが、別離は避けがたく、愛する人との別れを嘆く書き込みが、ネット上でもあとを絶ちません。


「妻を亡くしました。無気力・無関心になりました。寝てばかりいます。涙もろいし、死にたくなります」

「夫と死別しました。つらいです。つらいです。つらいです。夜、眠れません。睡眠薬を処方してもらいましたが、しんと静まり返った夜は、つい気持ちが沈んでどうしようもなくなります」

相手を深く愛していれば、別離の悲しみもまた、深くて当然です。悲しみの深さは、生前、その人と過ごした日々の、喜びの深さともいえるかもしれません。

では、どうすれば死別の悲しみを乗り越え、前向きに生きていけるようになるのでしょうか。
そんな悩みをお持ちの方のために、小冊子『死別の悲しみを乗り越える7つの方法』を作成いたしました。
その内容の一部をご紹介いたします。

『死別の悲しみを乗り越える7つの方法』より

(1)悲しい時には、悲んでいい

悲しい時、無理に明るく振る舞う必要はありません。悲しい時は、思いっきり泣けばいい。悲しんでいいのです。大切な人を失った悲しみが、一夜で癒えるはずがないのですから。
むしろ、しっかり喪に服することも大事ではないでしょうか。

(3)休憩を取って、心と体を癒やす

事情が許す限り、できるだけ休憩を取りましょう。好きなものを食べ、好きなことをして、ゆったり暮らす。気が合う友人と、温泉などに行くのもいいです。心身ともに、リラックスさせましょう。

(7)亡くなられた方がいちばん喜ぶことは何かを考える

亡くなられた方が、あなたに望んでいられることは何でしょうか。
それは、幸福になってほしいということではないでしょうか。あなたが、幸せに生きることを最も喜ぶに違いありません。幸せに向かって一歩踏み出してみることが、あなたにできる最初の供養ともいえましょう。

 

生きている人が幸せになること。それが死別の悲しみを乗り越えるいちばんの方法になります

50年連れ添った妻を難病・ALSで失った松田さんの体験記を聞いてみましょう。

永年苦楽をともにした伴侶を失う悲しみは、筆舌に尽くしがたいものです。
松田敏夫さん(82)も、50年連れ添った奥さんを70代で亡くしました。
悲しみに沈む中、妻の最も喜ぶことは何か、「供養」とは……?と考えるようになったそうです。その答えを知った時、生きる意味も知らされ、今は喜びあふれる心で暮らしています。松田さんの人生を変えた「供養」とは、どんなことなのでしょうか。

 

妻のために「供養」をしたい

あなたは、大切な人を亡くしたことがありますか。
親や子、夫や妻、恋人、親友……。
それまで心の支えであった人を失った悲しみは、とても深いものです。

墓に布団もかけられず、遺骨にご馳走を食べさせることもできない……。どうしたら、この心が落ち着くのか。故人と近しい間柄であればあるほど、悲痛な苦しみを感ずるのは、当然でしょう。

以前、このような告白を耳にしたことがあります。

「大好きな人と死別しました。やりきれない思いと、悲しみで1年経っても、全然気持ちが進んでません。10年もの思い出が痛いです」
「生きているのが苦しいです。6年前に妻をガンで亡くし、昨年の7月には中学2年生の長男を血液のガンで亡くしました。心の傷が癒えません。とてつもなく苦しいです」

このような時、やりきれぬ気持ちを静めるには、どう供養すればいいのだろうかと、誰もが悩みます。

 

「供養」の落とし穴3つ

世の中には「供養のためには〇〇をしなければならない」「◯◯をしないと故人がかわいそう」といった言葉を聞くことがあるかもしれません。

何が正しくて、何が間違っているのか分からないですよね。
「供養」のよくある勘違いってこんなものがあります。

①〜〜しなければならないと思い込んでしまう

供養において大切な事は、故人を偲び、とても悲しい「別れ」を乗り越えることです。
必ずしなければならない事などありません。

悲しい事ですが、死別の悲しみに付け込む心霊商法も存在します。

もし、「絶対に◯◯しないと故人は浮かばれない!」と断言された時は、本当に故人やあなたを思っての言葉かどうか、一度冷静になってお考えください。

②供養が足りないと思いこむ

大切な人を思うと供養をしてもしても足りないと思ってしまうかもしれません。それだけ深い愛情を注いでこられたからでしょう。
足りないのではなく、上乗せするように考え方を変えることが大切です。まず、少しでもできることから初めてみてはいかがでしょうか。

③故人を偲ぶあまり、楽しいと思う事に負い目を感じてしまう。

死別の悲しみのなか、楽しいと思う事に負い目を感じてしまい、心から楽しめないことがあります。

しかし必要以上に悲しむことを故人は望まれるでしょうか。

生前の故人はあなたが楽しむ姿を見て、きっと幸せに感じていたはずです。

 

愛妻と死別して、「供養」を模索した男性

では、供養をするには、どうすればよいのでしょうか。
松田敏夫さんは、最愛の妻をALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病で亡くし、悲しみに沈んでいました。
やがて正しい供養を模索するようになり、その答えを見いだしたのです。
どんなことがあったのか、松田さんに語っていただきました。

 


妻がALSなんて……

6年前の春、結婚50年を祝って長男夫婦がプレゼントしてくれた京都旅行中のことでした。ふと妻が、
「指輪が重い……」
とつぶやくのです。その後も、
「車のエンジンキーが固く感じるの」
「体がだるいわ」

と訴えました。神経内科に検査入院し、その年の11月、「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」と告げられたのです。
筋肉に命令を出す運動神経が日一日と死滅し、最後は呼吸もできなくなる原因不明の病気でした。治療法がないために、
「この病院では、これ以上何もできません」
と、突き放されてしまったのです。目の前が真っ暗になりました。
受け入れてくれる病院を求め、住み慣れた土地を後にしました。その時の妻の残念そうな姿に、涙が止まりませんでした。
病が妻の体をむしばんでいくのを目の当たりにしながらの毎日は、つらい以外の何ものでもありませんでした。発病した翌年の4月には、車椅子で花見ができましたが、5月から呼吸困難となり、入院を余儀なくされました。苦しむ姿を見るにしのびなく、いっそのこと、一緒に死のう……と決心したこともありました。しかし、私の表情で察したのか、看護師さんから叱られ、何とか思いとどまったのです。
「1日でも1時間でも長く生きてほしい」の願いもむなしく、その年の9月、妻は私を置いて一人、後生へ旅立っていきました。

どうすれば供養ができる?

「なぜだろう?優しくて、世話好きで、人様から恨みを買うようなこともなかった妻が、こんな残酷な病で命を落とさねばならなかったのか。なぜこんなことに……」
妻が死んだ実感がわかず、部屋で寝ている気がして、一人にするのはかわいそうだと思い、どこへも出掛けず、引きこもる日々が続きました。
しかし現実には、目の前に位牌があるだけ。仕方なく、位牌にいろいろと話しかけてみますが、当然、返事はありません。
「では、妻が喜ぶことは何なのか?どうすれば正しい供養ができるだろう?」
そればかり考えるようになりました。

 

私の幸せが最高の供養に

妻を亡くした翌年2月、新聞折込チラシの「浄土真宗」の字が目に飛び込んできました。
「そういえば、わが家も浄土真宗だ。供養の仕方が分かるかもしれない」
と勉強会に参加することにしました。

 

そして、妻のいちばんの供養は、妻が最も喜ぶことをすることだと教えていただきました。妻の喜ぶこと、妻が私に願ってくれていることは、この私の幸せに違いありません。

「幸せになることこそ、いちばんの供養」
このことがスッと心に入っていくのを感じました。
さらに、色あせない本当の幸せが仏教に教えられていることを知りました。
仏法を聞き求め、私自身が永遠の幸福になることが、妻の供養になるのだと分かったのです。
その後、私の自殺を止めてくれた看護師さんに会って、
「あの時、思い直してよかった。あなたのおかげで、親鸞聖人の教えに遇わせていただき、本当の供養も、生きている意味も分かったんです」
とお礼を述べると、大変喜んでくれました。
妻への最高の供養と、生きる目的を知らされた私は、幸福者です。

 


 

あなたが幸せになることこそ、いちばんの供養。

もし、あなたが、かつての松田さんと同じように、大切な人を失って悲しみに沈んでしまっているならば、仏法を聞いて本当の幸せになり、最高の供養をなされることを心より願っています。

 

『死別の悲しみを乗り越える7つの方法』を無料プレゼント

ただいま、小冊子『死別の悲しみを乗り越える7つの方法』を無料で提供させていただいております。
少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

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『死別の悲しみを乗り越える7つの方法』を読んだ方の感想をご紹介します

家内をガンで亡くし、生きる気力を失っておりました。
このままではよくないと気晴らしをしようとも考えましたが、かえって虚しさ悲しみは深くなってしまい、家に閉じこもるようになってしまいました。

そんな中、たまたまネット上で『死別の悲しみを乗り越える7つの方法』という小冊子に巡り会い、読ませていただきました。
妻のあの笑顔がクッキリと浮かびました。
涙がたくさんこぼれました。
そして、心の中の妻と、これから一緒に進んでいけるような気持ちになりました。
本当にありがとうございました。(70代 男性)

父親が事故でなくなりました。
あまりに突然だったので、心の準備などまったくできておりませんでした。
思い起こされるのは後悔ばかり。
なんでもっと優しくしてあげなかったんだろう。
どうして、あんな冷たいことを言ってしまったのだろう……。

自己嫌悪の日々でした。
ある日、フェイスブック上で『死別の悲しみを乗り越える7つの方法』という小冊子があることを知りました。
少しでもヒントを知りたいと、すがるような思いで読みました。
一つ一つのお話が、コトッと心に落ちるようでした。
私と同じような思いを持っている方がいらっしゃることも分かりました。
今からでもできる孝行があることも分かりました。
父が遺してくれた本当に大切なことを胸に、一日一日を大事に生きていきたいと思います。(40代 女性)

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運営:浄土真宗親鸞会