親鸞聖人のご生誕をお祝いして勤められるのが、親鸞聖人降誕会(ごうたんえ)です。
親鸞聖人は、今から約800年前、源平の争いで混乱する平安末期に お生まれになりました。いつ終わるとも知れない争いに加え、災害や飢饉も頻発し、明日をも知れぬ不安に人々の心は覆われていました。その混迷の時代に、親鸞聖人は、すべての人が本当の幸福になれる道を90年のご生涯、伝えていかれたのです。
親鸞聖人ご生誕の5月21日の前後に、毎年、開かれる親鸞聖人降誕会は、浄土真宗のとても大切な行事で、親鸞聖人の教えを聞かせていただく講演や行事が、2日間にわたって行われます。どなたでもご参詣になれるご縁です。
今回は、最も多くの人に知られている『歎異抄(たんにしょう)』の「念仏者は無碍(むげ)の一道なり」のお言葉について、高森顕徹先生の講演があります。仏教の教えが1から解説されますので、初めて聞かれる方も親鸞聖人の教えがよく分かりかります。
会場:浄土真宗親鸞会館(富山県射水市)→アクセスマップはこちら
親鸞聖人降誕会のスケジュール
(※スケジュールは変更になる場合がございますので、当日、受付でお配りするパンフレットで改めてご確認ください)
12日(土)午前の部
12日(土)午後の部
※1:勤行(ごんぎょう)では、親鸞聖人の『正信偈』と蓮如上人の『御文章』を拝読します。
※2:恩徳讃(おんどくさん)とは、親鸞聖人の書かれたお言葉を歌にしたものです。
※3:会食、座談会への参加は、事前の申し込みが必要です。
13日(日)午前の部
13日(日)午後の部
※1:勤行(ごんぎょう)では、親鸞聖人の『正信偈』と蓮如上人の『御文章』を拝読します。
※2:恩徳讃(おんどくさん)とは、親鸞聖人の書かれたお言葉を歌にしたものです。
※4:弁論大会では、親鸞聖人の教えに巡り遇えた喜びを7名の弁士が発表します。
参詣された方の喜びの声
昨年までの親鸞聖人降誕会に参詣された喜びの声を、一部、ご紹介いたします。
初めて参詣させていただきました。降誕会のお話で、急に涙が込み上げて、静まり返った会場で声を出して泣いてしまい、恥ずかしいと思いながらも、しばらく泣き止むことができませんでした。恩徳讃を歌うと、いまだに切ない気持ちで涙が止まりません。
主人と降誕会に参詣させていただきました。夫は初めて同朋の里に宿泊し、大変感動していました。
今まで夫婦の会話はあまりなかったのですが、絵が好きな主人は同朋の里に飾られている絵画の前で何度も立ち止まり、「すごいなぁ、引き込まれていきそう」などと、別人と思うくらい、よく話をしました。朝は2人で同朋の里を散策し、夢のような時間でした。今度は子供や孫も連れていきたいと思います。
親鸞聖人降誕会に参詣させていただきました。多くの仲間と出会い、阿弥陀仏のまことを聞かせていただくことができました。
退職して間もなく、郵便受けに届いたチラシの「浄土真宗」の文字に心引かれ、導かれるように金沢市内の講演会に行きました。その年の降誕会で初めて親鸞会館に足を運び、北陸自動車道にある、あの看板の建物はここだったのか!と分かりました。看板の文字が、ずっと頭の中にあったことがご縁となったのでしょう。阿弥陀仏のお計らいですね。今では毎月、二千畳へ参詣しています。祖母は熱心な真宗門徒で、御仏壇には明治時代のカタカナの『御文』が置かれています。意味を聞いたことはなかったのですが、二千畳で今、教えていただけるようになり、亡くなった祖母も喜んでいると思います。
親鸞会館の二千畳に、実際に足を踏み入れたとき、その広さに息をのみ、言葉を失っていました。 そして、高森先生の一言一言を、老若男女、多くの人々が真剣に聞いている姿に、こんな光景は見たことがないと驚きました。二千畳に来ると、すこぶる元気で2日目は車イスも要らないほどでした。
このように、親鸞聖人降誕会は、親鸞聖人の教えを聞かせていただくまたとないご縁です。ぜひご参詣ください。
親鸞聖人降誕会に参詣を希望される方へ
はじめての方は、必ずお問い合わせフォーム、またはお電話にて参詣をお申し込みください。係から詳細をご案内いたします。
電話でのお問い合わせは、0120-919-765(通話無料)におかけください。
※受付時間:平日9時~17時(土・日・祝日を除く)
事情により、急に日程が変更になる場合もあります。参詣される前には、必ず当サイト、または関係者へ日程の確認をお願いいたします。