浄土真宗 親鸞会

川端康成氏にノーベル賞をもたらしたサイデンステッカー氏も絶賛した親鸞聖人の講演会

川端康成氏にノーベル賞をもたらしたサイデンステッカー氏も絶賛した親鸞聖人の講演会

「雪国」ノーベル賞に貢献した翻訳家が参加した感想

「雪国」を英訳して川端康成氏にノーベル賞をもたらしたことで有名な、サイデンステッカー氏も親鸞聖人の教えを学び、私たちの講演会にも参加されました。

実は、サイデンステッカー氏、人生最後の仕事が、親鸞聖人のお言葉で「人生の目的」を明らかにした『なぜ生きる』という本の英訳(監修)だったのです。
すでに高齢で体力的に難しいこともあり、実質的な翻訳作業には、その芸術的な翻訳力のすべてを伝授した一番弟子を自ら指名されました。

そんなサイデンステッカー氏の愛弟子で一流の翻訳者でも、人類の到達した最高の思想といわれる仏教を翻訳するあまりの難しさに、何度も壁に突き当たったそうです。
ところが、サイデンステッカー氏は、そのたびに
「この『なぜ生きる』という本は、厳粛にして深遠な本なのだから翻訳が難しいのは当然だ。難しければ難しいほどやりがいがあるのが翻訳、頑張りなさい」
と何度も励まされました。

仏教の内容を正確に英訳する難しさに、5年という歳月をかけ、愛弟子がとうとう正確にして美しく高貴な翻訳を仕上げると、その本の最後に、サイデンステッカー氏はこう記されたのです。

『なぜ生きる』は
厳粛にして深遠な書である

(YOU WERE BORN FOR A REASON is a solemn and profound book. )
エドワード サイデンステッカー
(Edward Seidensticker)

サイデンステッカー教授は最後は浄土真宗に帰依し、墓には「寂(じゃく)」の一字が刻まれています。
この字は、親鸞聖人の『正信偈(しょうしんげ)』の筆跡をそのまま使われたものです。

サイデンステッカー教授をかくも感動させた浄土真宗の教えとはいかなるものなのでしょうか。

浄土真宗には仏教の真髄が教えられていますから、まず、仏教とはどのような教えなのか簡単にお話しいたしましょう。

仏教には何が教えられているのか

お釈迦さまが仏教を説かれたのは、2500年以上も昔のインド。
それに対して現代は、急速に科学や経済が発達し、いまだかつてない豊かな世界です。
現代の私たちは、仏教から一体何を学ぶことができるのでしょう。

まず、ご自身の胸に尋ねていただきたいのですが、科学や経済が発展して、あなたは心から幸せになれたでしょうか?

驚くべきことに、20世紀は、「科学では幸せになれないことを証明した世紀」といわれます。

逆に昔よりも、むなしさや寂しさ、ストレスや不安を感じ、うつ病や自殺も増えているくらいなのです。
なぜ、便利で豊かな生活に恵まれながら、私たちは、心からの安心も満足もないのでしょうか。

実は、この問題に2500年以上も前に取り組まれたのが、仏教を説かれたお釈迦さまだったのです。

お釈迦さまは何を求められたの?

お釈迦さまは、王様の太子として生まれ、幼少はシッタルタといわれました。王位継承者としての地位や財産はもちろん、学問も武芸も共に抜群で、国いちばんの美女と結婚し、何一つ不自由はありませんでしたが、シッタルタ太子の心はいつも暗く、何をやっても晴れることはありませんでした。

それは、健康、財産、地位、名誉、妻子、才能などに恵まれていても、やがてすべてに見捨てられる時が来る。どんな幸福も老いと病と死によって、崩れ去っていく現実を知らされた太子は、真実の幸福を求めずにおれなくなったのです。

29歳のある日、シッタルタ太子は夜中ひそかに城を抜け出し、山奥深くに入られ、私たちの想像もできない厳しい修行を6年間されました。
そしてついに、35才の12月8日、大宇宙の最高のさとりである、「仏」のさとりを開かれ、すべての人が本当の幸福になれる真理を体得されたのです。

それから80才でお亡くなりになるまでの45年間、お釈迦さまは、すべての人が本当の幸福になれる道一つを説き続けていかれました。

その教えを、今日、仏教といわれるのです。

親鸞聖人は何を教えられたの?

時代は移り、約800年前の日本で、お釈迦さまの教えを、もっとも鮮明に、正確に伝えられた方が親鸞聖人です。

親鸞聖人ほど、お釈迦さまが教えられた人生の目的を明示し、その達成を勧められた方はありません。

「すべての人に共通する生きる目的は、苦しみ悩みの根本原因を解決し、『よくぞ人間に生まれたものぞ』の生命の大歓喜を得て、永遠に変わらない絶対の幸福に生かされることである。どんなに苦しくても、この目的果たすまでは生き抜きなさいよ」

これが、親鸞聖人90年の一貫したメッセージでした。

浄土真宗の一枚看板が、「平生業成(へいぜいごうじょう)」の教えといわれるのも、そのためです。
「平生業成」とは、「生きている平生に本当の幸せになれる」という意味だからです。

親鸞聖人の教えにより、それ以来、数え切れないほど多くの人々が人生の目的を知らされ、 親鸞聖人が開かれた浄土真宗は、今日、日本で最大の仏教宗派となりました。

この、お釈迦さまが説かれ、親鸞聖人が明らかにされた真理は、現代の私たちの人生にも、全く通ずることなのです。
そもそも時代の変化とともに変わるようなものは、真理とはいえません。

2500年前、お釈迦さまによって説かれた仏教は、時空を超えてあなたの心に届けられ、生きる喜びに満ちた人生へと輝かせるのです。

でも どうしたら浄土真宗の教えを学べるんだろう?

では、どうすれば浄土真宗の教えを学ぶことができるのでしょうか。
寺でも学べないみたいだし、浄土真宗の本を読んでも、難しくてよく分からないし……。

そんな悩みに少しでもおこたえしようと、浄土真宗親鸞会では、北は北海道から南は沖縄まで、全国の生涯学習センターや、市民会館、公民館などで、仏教を分かりやすく学べる講座、法話を開いています。

※こちらの動画は、法話や講座の様子を2分間の映像にまとめたものです。

もう一人、仏教講座や法話に、実際に参加された方の感想を聞いてみましょう。

アメリカの蓮如上人研究の第一人者が参加した感想

浄土真宗中興の祖、蓮如上人を20年以上も研究し、蓮如上人の代表作の『御文章』を全訳したアメリカ、蓮如上人研究の第一人者、ロジャース教授は、神戸での私たちの仏教講座に参加され、このように語っています。

お話しが大変分かりやすい。
『御文章(ごぶんしょう)』によく出てくるお言葉で大変興味深い。
若い人が多いですし、浄土真宗親鸞会は(浄土真宗の)再興会ですね。
ここには、教えに統一された純粋なものを感じます。私は蓮如上人の遺産だと思っています。(ロジャース教授)

どうしてこんなに好評なのでしょうか

どうしてこのように知識人ほど高く評価するのでしょうか。

何か特別なことがあるのではありません。
ただひたすら、お釈迦さまや親鸞聖人のお言葉を出して、その意味をできるだけ分かりやすく、解説しているだけなのです。

むしろそれによって、純粋で伝統的な仏教の教えを、どなたでも分かりやすく学ぶことができるからかもしれません。

例えばこんな内容で講座を行っています。

  • 仕事が人生の目的なの?わびしくありませんか?
    仕事が生きる手段と気づかなければ、毎日が同じことの繰り返しで、何もないまま、あっという間に一生が終わってしまいます。
  • 人命は地球より重い。なぜそう言われる?
    現代の科学・医学・哲学でも教えられていない、2600年前に解き明かされた生命の尊厳とは?
  • どんなに恵まれてもあなたが心から満足できない本当の原因は?
    これを知らない限り、何をしても、何を手に入れても、あなたの苦しみ悩みはなくなりません。診断─苦しみの根元は心の闇
  • あなたの運命を生み出すシンプルなルール
    あなたの幸福や不幸ということは、どうやって決まるのか。
    過去も未来も見通す鍵と、運命を自在にあやつる法則。
  • 仏教の真実の鏡に照らし出されるあなたの知らない本当の姿
    どこにいるのか本当の「私」。
    うぬぼれ心にだまされて、本当の自分の姿が分からなければ、本当の幸福になることは絶対にできません。
  • 七千余巻の一切経でお釈迦様がただ一つ説かれた真実とは?
    「すべての人を真の幸福にしてやりたい」
    これ一つ知れば仏教全部知ったことになる「弥陀の誓願」
  • 人生の目的完成すれば、どう変わる?
    仏教は死んでからではありません。生きている時に人生の目的が完成する「平生業成」の教えが本当の仏教です。では完成したらどうなる?
  • 『歎異抄』と人生の目的
    500年前、中興の祖・蓮如上人に封印された浄土真宗の秘本
    『歎異抄』に記された本当の幸福とは?
  • 『正信偈(しょうしんげ)』のお言葉
    ご家族を亡くされた方が、御仏壇であげられる「帰命無量寿如来(きみょうむりょうじゅにょらい)」の正信偈の意味を、あなたも知りたくありませんか?

仏教講座、法話に参加され、 むなしいだけの人生に、あきらめかけていた人々の、初めて本当の仏教を知った時の衝撃と感動。
まるで真っ暗闇に一筋の光を見つけたような感覚。
どんなに胸に響いたことでしょうか。

仏教には、私たちの不安に覆われた人生を、輝く人生にガラリと変える本当の幸せへの指針が 鮮やかに示されているのです。

そして大切なことは、一般の方、「1から浄土真宗を学ぼう」と考えておられる方が、講座に参加され、大変感動されていることなのです。

参加された方の感動の声

【人生観が180度変わりました】
親鸞聖人の教えにめぐりあい、人生観は180度変わりました
無意味と思っていた人生に、こんな意味があったのか。
人生の意味を知らされ、心が落ち着いてくると、一日一日が輝き始めました
(大阪府 曽我光昭)
【96歳にして人生の一大転機を迎えました】
「96歳にして人生の一大転機を迎えました。 高森顕徹先生のお話は本当に分かりやすい。スカーッとしますね。 もうこの道一つに決めました」
「(詩吟や書道をたしなみ、漢詩はNHK主催の文化講座で講師を務めるほど)いろいろと広く浅くやってきましたが振り返れば、これといって残るものはありません。このままガラクタの人生で終わるところでした」
(広島県 森岡英俊)
【核心を教示くださる先生が、ここにおられるのだ】
(東京国際フォーラムでの講演会で) 『歎異抄』の本当の意味が、『教行信証(親鸞聖人の主著)』から明らかになったのです。
いまだかつて聞いたこともない教えが、一つ一つ、解き明かされていくことに、強い衝撃を受けました。
「今の日本に、親鸞聖人の思想を説明できる人はだれもいない」
そう決めてかかっていましたが、木っ端みじんに粉砕されたのです。
「『教行信証』に精通し、聖人の教義の核心を教示くださる先生が、ここにおられるのだ」
そう思うと、法話会場への道のりは真っすぐでした。
(東京 大学教授)
【真実に出遇えた身の幸に、心は躍り、震えます】
「おまえを幸せにする教えはほかにない」。生前、僧侶であった祖父はよく私に話しました。
「仏教には多くの派があるが、お釈迦さまの真意を完璧に教えられたのが、親鸞聖人だ。だから浄土真宗は智慧門といわれる。おまえを幸せにする教えはほかにない。絶対に離れるなよ
今、『教行信証』から『歎異抄』を明らかにしてくだされた『歎異抄をひらく』を拝読するたびに、祖父の声を聞き、真実の教えに出遇えた我が身の幸に、心は躍り、震えます。
(富山県 峰幸代)
【説得力に圧倒されました】
宗教に慎重派だった私ですが、『なぜ生きる』でも、『歎異抄をひらく』でもご説法でも、先生は常に、親鸞聖人のお言葉を示してお話しくださる
その説得力に圧倒されたんです。自分の思いや考えを話されているのではないんだと感じました。
【多くの出会いがあり、最高の学生生活でした】
大学へ進学し『なぜ生きる』と巡り遇うことができたのです。
長い眠りの中にいた私は、たたき起こされました。
人生は180度変わりました。寝ている暇はない。命懸けて悔いなき教えに出遇えたのだ。それからの大学生活は本当に充実していました。
仏法に勉強に、多くの友達との出会いがあり、最高の学生生活でした。
【30年間求め続けた本当の教えに今、遇うことができました】
「親鸞は今救われた!」と『正信偈(しょうしんげ)』冒頭に叫ばれていることを知った時は、魂がバリバリバリと音を立てて崩れ落ちるようなショックで、その場から立ち上がることができませんでした。
ああ、浄土真宗は、この世で助かる教えだったのかと知らされ、涙が止めどなくあふれ出したのです。
30年間、求め続けた親鸞聖人の本当の教えに、ようやく今、遇うことができました。
(住田芳子)

このように、どんな人でも仏教を聞けば、人生の目的である、本当の幸福が知らされるのです。

すべての人にとって、これ以上大切なことはありません。

あなたの町でも、きっと何年も前から、生涯学習センターや市民会館、公民館などで、仏教講座、法話を開いてきました。あなたの参加をお待ちしています。
(参加無料)

一度きりの人生、決して後悔を残さないよう、人類最高の思想といわれる仏教を、ぜひ一生に一度は学んでいただきたいと思います。

近くの会場と日程を尋ねてみる

仏教講座、法話にご関心を持たれた方は、会場と日程の詳細をお知らせしますので、今すぐ以下の「お問い合わせページはこちら」のボタンからお問い合わせください。
(入力フォームが表示されますので、必要事項をご記入ください)

現在、無料で小冊子(PDF)と共に「ゼロからわかる浄土真宗」という16通のメールも提供しております。(メールの停止をご希望される場合はボタン一つで簡単にできます)

土日祝日を除く平日9時から17時までなら、電話でもお問い合わせいただけます。(改めて担当者からご連絡いたします)
電話 0120-919-765(通話無料)

※講座、法話に参加され、万が一内容を聞いてみて関心のない方は、いつでも静かに席をお立ちいただいてかまいません。
※必要な持ち物は特にありません。会場によっては仏教の分かりやすい小冊子がもらえる場合があります。

追伸

本当の仏教の教えを学べる講座、法話をあなたの町でも参加無料で開いていますので、参加をご希望の方は、上記のフォームからおお問い合わせください。会場と日程をご連絡いたします。
最後に、お釈迦さまのお言葉を紹介いたしましょう。

人身(じんしん)受け難し、今すでに受く
仏法 聞き難し、今すでに聞く
この身 今生(こんじょう)に向って度(ど)せずんば、さらにいずれの生に向ってか、この身を度せん(お釈迦さま)
生まれがたい人間に生まれてよかった。
聞きがたい仏教を聞くことができてよかった。
生まれがたい人間に生まれた今、仏教を聞き、永遠に苦しめる根元を解決しなければ、いつ解決するというのか。永遠のチャンスは今しかない。
今が勝負ですよ。(お釈迦さま)

講座のご案内

浄土真宗親鸞会では、全国各地で浄土真宗・親鸞聖人の教えが分かる法話や講座を開いています。また、インターネットを利用したオンライン講座もあります。