
近年、会計士の責任が重くなり、監査が厳格化されています。
ここ最近の会計士の仕事は数年前とは比較にならないほど特に厳しくなっております。地方では数十社の企業を4,5人で担当して、金融庁や、会計士協会の指摘を受けないよう、監査をする為、仕事はいつまでたっても終わりません。
まさに働く為に生きているとしか表現しようがありません。
つい最近も、上司が仕事をしていました。もう12時を回り終電の筈ですが、 悠々とパソコンに向かっています。
「終電は大丈夫ですか?」
心配して聞くと、
「私の終電は4時58分です」
と、当たり前のように言うのです。私はある種のショックをうけました。
また、ある日、夜中の2時ごろでしょうか。隣の人が一向に帰る気配がない。
「私はもう目がつぶれそうですので、お先に失礼します。今日はまだ帰られないんですか?」
と、聞いたら、
「タクシーは今週3回も使ってしまったので、今日は電車で帰ります。」
これまた、驚きです。眠くないのでしょうか。
人間は働く為だけに生きているのではありません。生まれてきた目的がある。
これを知らされなかったら、私はおそらく、永遠に終わらない仕事につぶされて、苦しんでいたでしょう。
この世の中で、唯一、完成、決勝点のある親鸞聖人の教え。この真実を知るか、否かで、人生は大きく変わります。