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浄土真宗

浄土真宗とは すべての人が救われる本当の仏教【浄土真宗の教え】

浄土真宗とは、老若男女差別なく、すべての人が救われる本当の仏教を明らかにされたものです。では、本当の仏教とは、どのような教えなのでしょうか。

浄土真宗とは、老若男女差別なく、すべての人が救われる本当の仏教を明らかにされたものです。では、本当の仏教とは、どのような教えなのでしょうか。

浄土真宗とは、すべての人が救われる本当の仏教

 
お釈迦様の説かれた教えは、七千余巻もの一切経に、全て書き残されています。その一切経を5回は読破されたといわれる親鸞聖人は、救われた自らの体験と、深い仏教の学問から、お釈迦様の真意を、もう間違えようのないほどハッキリと私たちに示されました。
有名な『正信偈(しょうしんげ)』には、わずか漢字14文字でこう断言されています。

釈迦如来がこの世に現れて仏教を説かれた目的は、阿弥陀如来の本願唯一つを説くためであった

「如来所為興出世 唯説弥陀本願海」
(にょらいしょいこうしゅっせ ゆいせつみだほんがんかい)

仏教といっても、浄土真宗といっても、阿弥陀如来の本願(あみだにょらいのほんがん)以外にはない。だから阿弥陀如来の本願一つ分かれば、仏教の全てが分かったといえるし、一切経を読破したことにもなると、親鸞聖人は仰せなのです。

浄土真宗 = 阿弥陀如来の本願

阿弥陀如来の本願を明らかにした浄土真宗

では、阿弥陀如来の本願とは何か。
まず、阿弥陀如来についてお話ししたいと思います。
阿弥陀如来は阿弥陀仏ともいわれ、阿弥陀というお名前の仏さまです。世間では、お釈迦様といっても阿弥陀如来といっても、レッテルが違うだけで、同じ仏様だろうと思っている人があります。しかし、それは大変な間違いです。お釈迦様と阿弥陀仏とは全く違う仏なのです。その違いを知らないと、親鸞聖人のみ教えはもう分かりませんので、よく知って頂きたいと思います。

お釈迦様は、今から約2600年前、インドで活躍なされた方です。お釈迦様が、35才で仏という最高の覚りを開かれてから、80才でお亡くなりになられるまでの45年間、教えてゆかれたみ教えを、今日、仏教と言われます。お釈迦様は、地球上でただお一人、仏の覚りを開かれた方ですから、「釈迦の前に仏なし、釈迦の後に仏なし」と言われます。そのお釈迦様が、「私の尊い先生を紹介しに来たのだよ」と、私達に教えて下されたのが、阿弥陀如来と言われる仏様です。

阿弥陀如来とお釈迦様の関係

弥陀如来と釈迦如来との関係について、蓮如上人は、『御文章』に次のように仰っています。

ここに阿弥陀如来と申すは、三世十方の諸仏の本師本仏なり

お釈迦様は、地球上ではただ一人の、仏の覚りを開かれた方でありますが、大宇宙には地球のようなものが数え切れないほどあります。その大宇宙には、数え切れないほどの仏がましますと説かれています。それらの仏を三世十方の諸仏と言われているのです。よく知られているのは、大日如来とか、薬師如来、奈良の大仏はビルシャナ如来と言われる仏ですが、それらの仏も、みな十方諸仏の一人です。

本師本仏とは、本師も本仏も先生ということですから、この大宇宙の仏方の先生だということです。これはお釈迦様が言われていることなのですが、親鸞聖人も明らかにされ、蓮如上人もこのように仰っているのです。弥陀如来は十方諸仏の先生である、ということは、大宇宙の仏方はみな阿弥陀仏のお弟子ということであります。諸神の上が菩薩、菩薩の上が諸仏ですが、それらはみな阿弥陀如来のお弟子です。

阿弥陀如来
諸仏
菩薩
諸神

地球のお釈迦様も、十方諸仏の一人ですから、弥陀如来と釈迦如来の関係は、師匠と弟子、弥陀如来を先生とするなら、お釈迦様は生徒、ということになります。
お釈迦様だけでなく、大宇宙の全ての仏方は、弥陀如来のことを「偉大な仏様だ、尊い仏様だ、我らの先生だ」と讃め称(たた)えて、手を合わせ拝まれる仏が、阿弥陀如来という仏様であります。

親鸞聖人も晩年には、弥陀如来のことを無上仏としか言っておられません。無上仏と言わずにおられなかったのでしょう。
弟子の使命は、先生の御心を正確に、一人でも多くの人にお伝えすること以外にありませんから、お釈迦様も45年間、自分の先生である阿弥陀如来の本願以外、教えてゆかれなかったのだと、親鸞聖人は断言されています。弟子であるお釈迦様が、先生である弥陀如来の本当に願っていられる御心一つ、生涯教えてゆかれたのが、仏教であります。
お釈迦様が、弥陀如来の本願一つを明らかになされたように、親鸞聖人の90年の生涯も、弥陀如来の御心以外には教えられたことはありませんでした。

阿弥陀如来の本願とは

その阿弥陀仏が、すべての人を相手に、「必ず絶対の幸福に助けてみせる」という約束をなされています。そのお約束を阿弥陀仏の本願というのです。
大宇宙最尊の仏である阿弥陀仏が、そんな素晴らしい約束を私たちになされている。それを私たちに伝えるために、お釈迦様はこの世に現れられたのだと、親鸞聖人は明らかになされました。
その阿弥陀仏の本願によって誰もが、この世で、大安心大満足の「絶対の幸福」に救われることができます。
お約束どおり、その絶対の幸福の身になられた親鸞聖人は、その阿弥陀仏の本願一つを90年のご生涯、説き続けていかれました。その教えを浄土真宗というのです。

【まとめ】浄土真宗とは すべての人が救われる本当の仏教

  • 浄土真宗 = 阿弥陀如来の本願
  • 阿弥陀如来はお釈迦様の先生
  • 阿弥陀如来が、すべての人を相手に「必ず絶対の幸福に助けてみせる」と約束なされたのが阿弥陀如来の本願
  • 親鸞聖人は、阿弥陀仏の本願一つ教えられた。その教えを浄土真宗という

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